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「相棒ten」 シリーズの評価を左右しかねない神戸尊の卒業の理由に関する一意見

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「相棒ten」最終回を前にした考察記事です。
神戸の納得いく卒業を願っています。

はじめに。

このブログで書く事には抵抗があったのですが…。
どうしても書いておきたくなりましたので、書いてみます。

既報の通り、今週21日水曜日放送の「シーズン10」最終回を持って神戸尊が特命係から離れる事となります。
こうなった経緯は色々と憶測として流れていますが、そちらは芸能分野の話題なので割愛します。
ここでは作中内での神戸の去就に関する事を書いていきます。

思いつく卒業後の進路

なんか学生の進路相談みたいな書き方になっちゃいましたがw
ようするに、神戸が特命係を離れて、どういう道に進むのかに関してですね。
僕が考え付くものを挙げていきます。


1つ目。警察庁へと出戻る。
2つ目。警察を辞める。

大きく分けるとこの2つになるかなと。当たり前の事ですが。
1つ目に関しては僕は何の問題も無いと思っています。
どんな理由をつけられたとしても納得する気がしておりますので。

ですが、2つ目になると話は変わって来ます。
といっても、2つ目は更に2つに分岐すると踏んでいます。
警察を辞めて、何を志すか…ですね。
その前に、僕が作品に求めている事を書いてみます。

贖罪から逃げてはいけないという事。

このシーズン10。最大のテーマがこの贖罪であったと僕は捉えております。
これが神戸を苦しめ、そして特命を離れる最大の理由であるという描かれ方をしている事で、この事は明白であると自負してさえいます。

で、贖罪には色々な方法があると思うのですよね。
服役して犯した罪を償う事も贖罪だし、責任を取って辞するのもそうだと思うのです。
ですが、これを理由として刑事であることを放棄する事だけはして欲しくないのですね。
確かにこれは立派な贖罪と言えるかもしれない。
でも、僕には逃げているようにも見えるのですよ。

右京の話になりますが、彼の正義感がまさしくこの考えを肯定していると考えます。
彼は真実究明のためには、いかなる手でも用います。
もちろん法に触れる事は殆どしませんが、どんな立場に立たされようとも犯罪に立ち向かっています。
右京って決して逃げる事はしないんですよね。

番組の顔ともいえる右京が犯罪に対して確たる姿勢でいる限り、その相棒が犯罪から逃げるような事はして欲しくないのです。
神戸が採るべき贖罪の道は、この先も只管犯罪に向き合う事だと思っています。そうでないと駄目なのですよ。

先程の話に戻りますと、1つ目の警察庁へ戻るというのは頷けるのです。
昇進を目指して、高い地位に座る事で、冤罪というものを無くしたいという志ならば、一層納得します。
(実際そのような事が可能かどうかは僕には分かりませんが。)
警察内部から捜査手法等々を見直し、冤罪を無くす。
自分と同じ過ちを減らすという考えは、立派な贖罪と言えるのではないでしょうか。

同様の理由で、警察を辞して、例えば弁護士などを目指すというのも、これはこれで良いと思っています。
要するに犯罪捜査という場から逃げなければ良いと思うのですね。

ただし、そうでは無い全く無関係の道に進むのであれば、僕はこの作品自体を見直すことになるかもしれません。
勿論「ミステリ」としての「相棒」の評価は変えませんが、「刑事ドラマ」としての「相棒」は下方修正しちゃうかもです。
偉そうな事書いているなと自分でも思うのですが、それ程重要な事だと思うのですね。
「贖罪」という重く難しいテーマを掲げておきながら、その答えが「逃げ」では格好がつかないでは無いですか。

と、色々言いたい事を書きましたが、僕はこれは杞憂に終わるものと思っても居ます。
信頼していると言っても良いかな。
それを確信したのが18話を見終わった時です。

この18話では、神戸の同期に関して描かれておりました。
要人警護が怖くなって警察を辞めたと思っていた、かつての同期が実はそうでは無かったという真実。
民間の警備会社に勤め、最後は警護対象者を守る形で命を落とした一人の男の生き様は、神戸のその後を占う布石になっていると思ったからです。
警察を離れても、その志までは変える必要は無い。
そういう生き方だってある事が示されたわけですよね。

無罪の人間を追い込み、自殺させてしまった神戸。
この罪を償う唯一の方法は、真摯に犯罪に向き合い続ける事にのみあると考えます。
神戸のキャラクターを好きだった僕としては、この卒業という事そのものに納得していない部分もあるのですが、それはそれ。
卒業させるのであれば、納得いく未来を提示して頂きたいなと一ファンとしては思うのです。